過去ログ - トール「小林さんから生えてきました」 小林「ああああ!」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/02/18(土) 03:56:35.67 ID:CE8F7+8k0
〜マンション屋上〜
カンナ「トール様!」
以下略
60
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/18(土) 03:57:10.37 ID:CE8F7+8k0
カンナ「この家は、この町は、コバヤシの居場所だった」
カンナ「大切な、大切な場所だった」
カンナ「それを、それを壊すのは、コバヤシが生きてきた事を、否定する事なの」
以下略
61
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/18(土) 03:57:50.14 ID:CE8F7+8k0
トール「全て、全て、あいつの思惑通りだったんです」
トール「私を助けようとした者に、呪いがかかるようにしたのも」
トール「私が、その相手を愛するのも」
以下略
62
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/18(土) 03:58:21.58 ID:CE8F7+8k0
トール「……カンナ、貴女には失望しました」
トール「いいです、貴女も」
以下略
63
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/18(土) 03:58:57.95 ID:CE8F7+8k0
トール「……小林さん?」
カンナ「コ、コバヤシ……」
小林「もう、もう止めてよ、トール、こんな事……」
以下略
64
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/18(土) 03:59:29.80 ID:CE8F7+8k0
ギリギリと、トールの手がカンナの首を締めあげる。
カンナ「かっ、くぅぅっ……」
以下略
65
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/18(土) 03:59:58.17 ID:CE8F7+8k0
小林「そう、そうだよ、私は人間だ」
小林「貧弱な、人間だよ」
小林「けど、けど、だからって」
以下略
66
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/18(土) 04:00:25.19 ID:CE8F7+8k0
私は、最後まで気づかなかった。
自分の手が熱いのは、擦りむいたからだと、そう思っていた。
だから、その掌から短い「何か」が生えているのに、気付かなかった。
以下略
67
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/18(土) 04:01:50.07 ID:CE8F7+8k0
気がつくと、私はトールに抱きしめられていた。
暖かい、凄く温かい。
トールの体温だ、そうだ、きっとトールは判ってくれたのだ。
以下略
68
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/18(土) 04:02:17.27 ID:CE8F7+8k0
「我は、汝を祝福する」
「人の身でありながら、よくぞ偉業を成した」
「よくぞ、神の宿敵を打倒した」
以下略
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