過去ログ - 【モバマスSS】続々・あやかし事務所のアイドルさん
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:09:16.87 ID:qvXW1MV20
これからお仕事があるという奏を見送り、夕ごはんの後に文香のチカラを検証することになりました。

志希だけでなく皆興味はあったのか、リビングは随分にぎやかなことになっています。

「フミカのチカラは記憶を食べるのですよね?」
以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:10:09.54 ID:qvXW1MV20
「はいはーい、あっちの狐狸妖怪合戦は置いといて。まずは文香ちゃんが分かってる範囲でチカラについて教えてくれる?」

「ええと、ですね。えいっとしまして、相手にチカラが通じれば意識と記憶がフワッとしますので、それをこうつまむ様に……」

「ごめん文香ちゃんストップ。あたしでもそれはちょっと解読できない」
以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:11:03.62 ID:qvXW1MV20
「では、いきますね。んっ……」

アイドルたちが固唾をのんで見守る中、志希にチカラが放たれました。

「…ん、んん…おー…? なるほどなるほど…興味深い、実に興味深い…あ、説明したいから一旦弾くねー」
以下略



19:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:11:32.30 ID:qvXW1MV20
【文香さんから記憶を食べたいとの申請が来ています。よろしいですか?】

【YES】

→【NO】


20:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:12:30.51 ID:qvXW1MV20
「現代的にもほどがあるにゃ!?」

「本当にこんな感じなんだって。みくちゃんも試してみたら?」

「記憶を食べられちゃうのはちょっと怖いんだけど…文香チャン、チカラが通っちゃった時にキャンセルって出来るのかにゃ?」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:13:48.61 ID:qvXW1MV20
「今更なのですがー、何度もチカラを使って疲れたりはしませんのでー?」

「せやねぇ、妖術なんかを使うときには少なからず妖力を使う訳やし」

「いえ、特に疲れなどは感じないですね」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:14:55.50 ID:qvXW1MV20
「ええと……朝起きて二度寝して、お昼寝して、夕方に起きて夕ご飯にカレーを食べて寝た……です」

「自堕落的すぎるにゃ…」

「むぅ、聞いても思い出せないのかー…でも、金曜日と土曜日は不眠で実験してたからねー、多分それで合ってるんじゃないかな。肇ちゃん、どう?」
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23:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:16:06.39 ID:qvXW1MV20
「アー、こうなったシキは、何も聞こえないですね」

「すいっちが入ってしまいましたなぁ。今は放っておくのが一番や」

「文香チャン、お疲れ様ー。本当にきつかったりしないのにゃ?」
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24:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:17:03.53 ID:qvXW1MV20
「邪魔をしてはいけませんし、文香さんのチカラについて調べるのは一旦お開きにしましょうか。そうそう、冷凍庫に頂き物のカップアイスがありますから、皆で食べませんか?」

「賛成にゃ!」

「よいですなー。抹茶味はありますでしょうかー」
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25:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:17:44.96 ID:qvXW1MV20
リビングで皆と談笑した後は、あまり遅くならないうちにベッドにもぐります。

以前はベッドに入ってから本を読むこともありましたが、ついつい読み嵌って夜更かししてしまうことが多かったため、今では寝る前の読書は封印しています。

目を閉じて今日の出来事を思い出すと、引きこもって居た頃には想像も出来なかったことばかりです。
以下略



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