過去ログ - 【モバマスSS】続々・あやかし事務所のアイドルさん
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 18:59:20.47 ID:qvXW1MV20
ランニングの前には準備運動が欠かせません。

玄関から寮の庭へ向かうと、一足先にストレッチを始めている人影がありました。

「おはようございます、肇さん。すみません、少し遅くなりました」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:00:20.04 ID:qvXW1MV20
河川敷を走って目標地点にたどり着くと、ちょうど朝日が昇り出すところでした。

暗かった空が少しずつ青に変わっていく光景は、文香にとって早朝ランニングを頑張ったご褒美です。

「はっ…はぁ…朝早くから起きるのは、慣れるまで辛かったですが、このような風景を見られるのならば、また頑張ろうと思え、ます」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:01:26.58 ID:qvXW1MV20
「では私はもう少し走ってきますね。お疲れ様でした」

「はい、今日もありがとうございました」

寮の前で肇と別れ、文香はお風呂へと向かいます。
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:02:12.30 ID:qvXW1MV20
「はぁ……またですか、夕美さん」

「あ、文香ちゃん。おはようっ」

浴槽に居たのはアルラウネの夕美でした。
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:04:11.97 ID:qvXW1MV20
驚かされはしましたが、慣れれば植物に囲まれたお風呂というのも乙なものです。

体を洗い、浴槽に浸かった文香はほぅっと息をつきました。

「こういうのも悪くないでしょ?」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:05:14.55 ID:qvXW1MV20
脱衣所で髪を乾かして部屋に戻ると朝ごはんの時間になります。

今日のメニューは炊き立てごはん(+生卵)に豆腐とわかめの味噌汁、焼き鮭にほうれん草のおひたしと、教科書に乗せたくなるような朝ごはんです。

あえて控えめにかき混ぜた卵にちょっぴりの醤油を入れ、それを熱々ごはんにかけるのが文香の考えるBEST TKGです。
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:05:57.15 ID:qvXW1MV20
午後からのレッスンは文香が一番苦手なダンスレッスンです。

「ワン、ツー、ワン、ツー…うん、いい調子です。次は俯かないようにするのを意識してみましょうか」

「はっ、はい!」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:06:50.54 ID:qvXW1MV20
レッスン後は事務所に寄ることもありますが、今日はレッスンが長引いたため直接寮へと帰りました。

「ただいまさんどす〜。今日はなんや疲れましたわぁ」

一緒に帰ってきた紗枝がうーんと背伸びをすると、頭からぴょこんと狐の耳が飛び出しました。
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:07:45.61 ID:qvXW1MV20
リビングでまったりと雑談をしていると、キッチンから夕食の香りが漂ってきます。

「フンフン…この香り、今夜はハンバーグかにゃー」

すると匂いにつられて髪をあっちこっちに跳ねさせた志希がやってきました。
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:08:32.92 ID:qvXW1MV20
「ちょっと落ち着きなさいな。誰もがあなたみたいに好奇心優先なわけじゃないんだから」

志希を掴んでいるのは羽を広げてふわふわと浮かんだ奏でした。

「奏さん、ありがとうございます……と、飛べたのですね」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 19:09:16.87 ID:qvXW1MV20
これからお仕事があるという奏を見送り、夕ごはんの後に文香のチカラを検証することになりました。

志希だけでなく皆興味はあったのか、リビングは随分にぎやかなことになっています。

「フミカのチカラは記憶を食べるのですよね?」
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