過去ログ - 海未「絵里、貴女のチョコは、ただただ…大きすぎる」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 23:16:53.56 ID:aq6NwtI4O
今日は、バレンタイン…。
早朝の朝もやに包まれた校庭、まだ肌寒い部室に乙女が二人…。

絵里「そういう貴女のチョコは…フッ。海未、貴女の穂乃果への気持ちは、そんな貧相なチョコに収まってしまうの?」

二人は、お互い同じ相手のために用意した、どこまでも対称的な二様のチョコ…漫画の世界にしかありえないような巨大なそれと、一見 一口サイズのチョコがいくつか入っただけの変哲のない包装紙…を抱え、終わらないパーティ(喧嘩)に興じていた…。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 23:19:58.47 ID:aq6NwtI4O
海未「全く、分かっていませんね。本質というものが。異国かぶれのエセ風情には、手間に込められた真心というものを理解できないから…」

等身大サイズのハラショウを模した塊を一瞥し、嘲りの笑みを浮かべながら海未は、

海未「愛の大きさと物量を混同する。そのチョコは下劣極まりない」
以下略



3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/14(火) 23:22:33.51 ID:aq6NwtI4O
絵里「独り善がりも大概にしなさい?海未。貴女の言葉に穂乃果への本当の愛なんて、微塵も感じられないわね。実際にこの二つのチョコを貰って、穂乃果が本当に喜ぶのはどちらかしら?このサプライズ満点の私のチョコと…」

流し目で一瞬だけ海未の小さなチョコに目をやり、哀れみと勝利の確信を思わせる不敵な表情、絵里は言う。

絵里「手間と愛情がこもってるらしいそのチロルチョコ。海未、貴女のその気持ちは、ただ穂乃果に認めてもらいたいという浅ましい劣情に過ぎない。そんなチョコを穂乃果に渡すべきではないわ」


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