2: ◆Ceuv.hziBQ[saga]
2017/02/14(火) 23:30:52.63 ID:F8vU/HuY0
あたしの名前は神谷奈緒
あたしは今、年に一度のイベント「バレンタインデー」と戦っている最中だ
今の戦場は自宅のキッチン。あたしの両手には、溶かしたチョコが入ったボウルとゴムべら
見てろよ〜! 今年も美味しいチョコを作ってやる!!
【 数日前 】
加蓮「はぁ……」
凛「加蓮、どうしたの? さっきから顔が暗いけど」
奈緒「ま、まさか!? どこか悪いのか!? きゅ、救急車!!」
加蓮「違うって! そういう事じゃなくて!」
凛・奈緒「 ?? 」
加蓮「バレンタイン、近いでしょ? どうしようかなーって思って」
午前のレッスンがようやく終わって、ゆっくりお喋りしながらご飯を食べていたのに……
加蓮が言った「バレンタイン」の言葉とともに、あたしの前には大きな壁が立ちふさがった
奈緒「あー……」
凛「んー……」
加蓮「プロデューサーさん、毎年楽しみにしてるからなー。2人はどんなチョコ作るの?」
凛「私は……いつもどおり、かな。去年と同じチョコレートケーキ。味は進化させてるつもりだけどね」」
奈緒「凛Pさん、ケーキが好きなんだっけ?」
凛「うん。この前もね、一緒にケーキバイキングに行ったんだ。そしたらプロデューサー、お皿一杯にケーキを乗せちゃってさ、
そんな量食べられるの? って思ってたらあっという間に全部食べちゃって。ふふっ! プロデューサー、ほっぺにクリームが
付いたままだったから私が拭き取ってあげたんだ。まるで子供みたいで、ちょっとかわいいって思っちゃって」
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