過去ログ - 【DQ7】マリベル「おやすみなさい ミントちゃん。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/02/24(金) 22:37:45.36 ID:hqx6Yts90
その時、男を見送った一行の元へ意外な人物が歩み寄ってきた。
アミット「これは これは バーンズ王さま。たいへん お待たせいたしました。」
網元が王のもとへ駆け寄り申し訳なさそうに言った。
バーンズ王「おお アミット。まあ おおかた アルスたちの到着を 待っておったのだろう。」
アミット「なんと! もう お話が いっておりましたか。」
ボルカノ「申し訳ありません 王さま。せっかく 早くから いらしていたというのに。」
バーンズ王「よいよい わしも いろいろな話が 聞けたからな。」
謝る漁師頭に王は満足げに掌を返した。
リーサ姫「うふふ。お父さまったら あっちこっち 探検してたのよ。」
リーサ姫「ねー アイラ。」
アイラ「うふふっ。」
そう言ってふたりの王女は顔を見合わせてクスクスと笑う。
バーンズ王「うるさいぞ ふたりとも!」
王は少しだけ赤面して“オッホン”とわざとらしい咳ばらいをした。
マリベル「アイラたちも 来てたのね!」
アイラ「わたしたちだけじゃないわ。」
アイラ「ガボ! メルビン!」
王女は少女にそう返すと甲板の端っこの方で話し込んでいた二人の戦友の名を呼んだ。
ガボ「おおっ!」
ガボ「やっと来たな アルス マリベル!」
少年と少女に気付いた元狼の少年が満面の笑みを浮かべる。
メルビン「おふたりとも しばらくぶりでござるな。」
遅れてやってきた老紳士もまた、朗らかな笑顔でふたりに挨拶を交わした。
マリベル「なんだ みんな いつの間に 来てたの。」
アイラ「本当は 王さまと わたしたち だけだったんだけどね。わたしが 無理言って ガボとメルビンにも 声をかけさせてもらったの。」
並んだふたりへ目配せして王女が言った。
ガボ「シャークアイは やっぱり いいやつだな! オイラたちのこと カンゲイしてくれたぞ!」
メルビン「彼には 頭が下がるばかりでござる。」
メルビン「せっかくの 宴の席でござるからな。久しぶりに みなで 楽しく話したいでござるよ。」
アルス「そうだったんだ。」
マーレ「あらあら なんだか こうして みんなが 一緒にいると 懐かしくなっちゃうねえ…!」
マーレ「みなさん たまには うちにも 遊びに来てくださいよ。主人も この子も きっと 喜ぶからね。」
少年の母親は一堂に会した英雄たちを見回し、少年の背を叩いた。
アルス「あははは……。」
アルス「そういえば シャークアイさんは?」
少年が辺りを見渡して総領の姿を探す。
アイラ「ああ シャークアイなら……。」
*「みなさん たいへん 長らく お待たせいたした!」
*「「「……!」」」
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