過去ログ - 【DQ7】マリベル「おやすみなさい ミントちゃん。」【後日談】
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202: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/02/25(土) 18:33:22.38 ID:HJWqesKb0

アルス「それは……。」

*「わたしの家は 代々 兵士の家系なんだけど その ご先祖様が 子孫に あるメッセージを残しているの。」

女性はふたりの向かい側の席に着くと、息を整えてからこう言った。

*「もし アルスとマリベルと名乗る ふたりの男女が 訪ねてきたら これを お渡しするように と。」

そう言うと女性は箱のふたを開け、中に入っていた二つの古い封筒と金色に光る小さな縦長の入れ物を取り出した。

マリベル「こ これって……!」

アルス「あの時の 手紙と ミントちゃんの形見だ……!」

*「信じられないわ… あの伝承が 本当だったなんて……。」
*「もし 本当だとしたら あなたたちは 歳を取らないか 時間を 行き来してるのよね……?」



“夢でも見ているのだろうか”



女性はそんな口ぶりで二人の顔をじっと見つめた。

マリベル「まあ いろいろと あってね……。」

アルス「ごめんなさい このことは なるべく 黙っていてほしいんです。」

*「……ええ きっと 複雑な 事情があるんでしょうね…。」
*「詳しくは 聞かないわ。」
*「でも その手紙の中身は 教えてくれないかしら?」

マリベル「アルス……。」

アルス「わかりました。」

そう言うと少年はふたつの封筒を取り出し、どちらから読むべきか悩んだ末、見覚えのある自分の父親からの手紙を開けることにした。

アルス「どれどれ……。」



そこにはこう書いてあった。





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