過去ログ - 曜「私の拳は何の為に」
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61:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:15:15.70 ID:RX1KQGX/0
曜「助けに来たよ……千歌ちゃん」

千歌「曜ちゃん!」

鞠莉「本当にお疲れ様、曜♪流石に疲労困憊みたいね」
以下略



62:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:16:00.68 ID:RX1KQGX/0
鞠莉「その体で私を殺せるかしら?」

曜「なんの、鞠莉ちゃん1人くらいなら余裕だよ」

鞠莉「ふふっ、本当に……゛その体゛でお疲れ様♪」
以下略



63:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:16:58.21 ID:RX1KQGX/0
曜「毒……?いや、私に毒は……」

鞠莉「そう、訓練を受けた貴方に普通の毒は効かないでしょう。だからそれは普通の毒じゃない」

曜「じゃあ一体……?」
以下略



64:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:17:54.35 ID:RX1KQGX/0
千歌「っ!」ゴクッ

曜「や、め、……」

鞠莉「話すこともままならなくなってきたみたいね。どうせすぐ楽になるんだからそこで黙って見てなさい」
以下略



65:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:19:22.30 ID:RX1KQGX/0
千歌「今までずっと、私のこと守ってきてくれたんだよね」

千歌「それなのに今まで気づかないでいて本当にごめん……」

千歌「さっき初めて曜ちゃんの闘ってる姿を見た時、怖いとも思ったんだけど実はね」
以下略



66:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:19:55.51 ID:RX1KQGX/0
千歌「曜ちゃんは渡辺家の使命だからって理由で私のことを守ってきてくれたのかもしれないけど私は本当に嬉しかった」

千歌「誰でもなく、曜ちゃんに守って貰ったことが堪らなく嬉しかった……」

千歌「だから、今まで私のことを守っていてくれて本当にありがとう」ニコッ
以下略



67:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:20:56.85 ID:RX1KQGX/0
曜「あ、……」

曜(千歌ちゃんが、泣いてる……)

曜(久しぶりに見たな……千歌ちゃんが泣いてるの)
以下略



68:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:21:31.27 ID:RX1KQGX/0
曜(……そうだ。私が高飛び込みを始めたのは千歌ちゃんに喜んで欲しかったから)

曜(笑った顔を見たかったから。私が頑張ればずっと笑顔になってくれると思ったからだ)

曜(そのために強くなった。そのために練習をしてきた。そのために生きてきた)
以下略



69:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:22:18.40 ID:RX1KQGX/0
鞠莉「さて、最後の会話は終わったかしら?それじゃあね、千歌っち。安心してね、すぐに曜も送ってあげるから───」

ガシッ

鞠莉「!?」
以下略



70:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:23:07.47 ID:RX1KQGX/0
鞠莉「私の意思、ですって……?どこにも自分の意思なんかないのに笑わせないで!」

曜「うん、私もずっとそうだと思ってた。でも違った」

曜「私は私自身の意思で千歌ちゃんを守りたいと思ってたんだ」
以下略



71:名無しNIPPER[saga]
2017/02/15(水) 23:23:43.20 ID:RX1KQGX/0
鞠莉「……それで、どうやって私を倒すというの?押さえつけるので精一杯でしょう?」

曜「確かに今は拳一つ握れないや……でも私は千歌ちゃんを守るといったんだ。どんな手段を使ってもね」

鞠莉「ま、まさか……やめなさい!ここは最上階よ!?今の状態だったら貴方だって無事ではすまない────」
以下略



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