2:名無しNIPPER
2017/02/17(金) 21:54:46.88 ID:cG4HW/FSO
執務室での書類関係の仕事が終わった。時計を見ると午前零時を少し過ぎていた。
自分の体に注意を払うと、腰と背中が無視できない苦痛を訴えている。
椅子から立ち上がって体を捻ってみたら全身の関節が妙な音を立てた。
提督「これで今日の仕事は終わりにしよう。手伝ってくれてありがとう、赤城」
俺が使っていたものとは別の、秘書艦用の机と椅子に座って作業をしていた赤城が息を吐く。
赤城「まだ装備開発の許可書が残っていますが・・・・・・。いいのでしょうか?」
提督「明日の朝にでも書けばいいさ。もう今日はいい時間だ。君も疲れただろう」
赤城「提督がそうおっしゃるのでしたら。では机は片付けておきますね」
提督「頼むよ」
使っていた道具を二人で片付け、寮に戻っていく赤城を執務室のドアから見送る。
赤城「提督、今日も一日お疲れ様でした」
提督「お疲れ様。気をつけて帰るようにな」
赤城「ええ。ではおやすみなさい」
赤城は廊下の向こうの暗闇に消えていった。俺も自室に戻り、寝支度をする。
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