過去ログ - 海未「他人の唾液を啜らないと死んでしまう毒薬をマフィアに打たれたようです」
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134:名無しNIPPER[sage]
2017/02/19(日) 04:49:37.82 ID:hfWXqhf2O
荒らしかぁ気にせずガンバッテ


135: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/19(日) 16:19:50.27 ID:Yb1g590t0
>>58からの続き


136: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/19(日) 16:21:42.02 ID:Yb1g590t0
―――


 ドクの車にピックアップされた私は助手席でぐったりしていました。
 移動する間、ドクの手によって点滴のようなものを打たれていました。
以下略



137: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/19(日) 16:25:38.28 ID:Yb1g590t0
 欝々とした気分のまま車に揺られ、ドクの住処まで連れられました。
 相変わらず物で溢れ、その割には妙に整然としているようにも見える、カスタマイズされたとでも評すべき佇まいの医療部屋です。

 私室も兼ねる部屋の奥へと運ばれ、ベッドに寝かされると、いくつもの機器で身体の具合を診られました。
 我が身に触れる医療機器はどれもこれも高価そうですが、正規品でなさそうなものもチラホラ。
以下略



138: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/19(日) 16:27:09.50 ID:Yb1g590t0
海未「Bはどういうことですか?」

真姫「唾液を摂取する相手というより、摂取するシチュエーションが大事ってわけ」

海未「つまり?」
以下略



139: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/19(日) 16:29:05.78 ID:Yb1g590t0
真姫「とりあえず唾液パックをストックとしていくつか用意したから。これで唾液を常時補給しながら活動できるようになるわ」


 ドクが指差すのに従い目で追うと、唾液溜まりが詰まった小型の点滴用パックとチューブと針、それら一式を収める装着具が並んでいました。
 要は常時点滴(唾液)を注入しながら動き回る為のツールです。
以下略



140: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/19(日) 16:30:37.26 ID:Yb1g590t0
 ドクの説明を受けながら、唾液ストック一式を腰に括りつけました。
 これでしばらくの間は毒による死の恐怖から逃れることができそうです。


海未「では私は行きます。ありがとうございました、真姫」
以下略



141: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/19(日) 16:32:05.81 ID:Yb1g590t0
―――


 ドクから無断で拝借した真っ青の高級車を運転しながら、私は情報屋へと連絡を入れました。

以下略



142: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/19(日) 16:33:22.68 ID:Yb1g590t0
―――


 車移動ばかりが続いて、乱痴気騒ぎの渦中ながらも少々気の緩む間が生まれました。
 そのせいでしょうか……目下の騒動とは縁遠い、幼少期の平和な記憶がほんの一瞬蘇り、私の意識は彼方へとトリップしました。
以下略



143: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/19(日) 16:35:02.66 ID:Yb1g590t0
―――


海未「ふっ!」

以下略



144: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/19(日) 16:36:38.16 ID:Yb1g590t0
海未「掃除屋に連絡したので、構成員たちの身柄はじきに引き取りに来てくれるそうです」

希「アフターサービスまでばっちりやん。やり手と言われる所以かな?」

海未「頼みごとをする身ですから。では希、あなたの情報屋としての立場に改めて依頼します」
以下略



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