過去ログ - 海未「他人の唾液を啜らないと死んでしまう毒薬をマフィアに打たれたようです」
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28: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:07:44.99 ID:zPfl3jU20
 私は窓辺に身を寄せると、カーテンを僅かに捲って部屋の外を覗きました。


穂乃果「ね、ねえ、今の声って……」

海未「ええ……」


 少し離れた路上に黒塗りの高級車が止まっていました。
 車の窓から顔を突き出したサングラス姿のにこが、我々の潜伏する別荘に向かって拡声器を向けていました。
 それあなたの上司の車でしょう? また勝手に持ち出したことを怒られても知りませんよ? 前回は私まで謝罪に付き合わされて散々だったんですからね?


にこ『海未! いるんでしょ! 隠れてるのはわかってんだからさっさと出てきなさい!』

海未「もう見つかりましたか……にこりんぱなにしては特定する手際が良いですね」

凛『ねえ本当にここに隠れてるのー?』

花陽『海未ちゃんの隠れ家探すのこれで三軒目だよ?』

にこ『うっさいわね! 隠れ家の候補地だけは絞れてるんだから後は適当に数打ちゃいつか当たるわよ!』

海未「特定しきれていないではありませんか……」


 とはいえこの場に潜んでいるのは事実、安穏と構えてはいられません。


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