過去ログ - 海未「他人の唾液を啜らないと死んでしまう毒薬をマフィアに打たれたようです」
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802:名無しNIPPER
2017/03/05(日) 18:50:14.82 ID:5QRMOAAdO
海未「がっ、あっ、あっ、」


 打撃による痛覚以上に、脳が揺れ平衡感覚が狂ったことが問題でした。
 歪む視界に屈しそうになりながら、足を止めてはならないとステップを踏み続けます。
以下略



803:名無しNIPPER
2017/03/05(日) 18:50:22.12 ID:WtU+Jbu9O
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


以下略



804:名無しNIPPER
2017/03/05(日) 18:50:29.50 ID:GXWHOAGqO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。
以下略



805:名無しNIPPER
2017/03/05(日) 18:50:38.89 ID:gpM/ViEiO
 窮屈な通路を縫って進んだ先には、数十メートル四方の開けたスペースがぽっかりと空いていました。
 密集した大型機器類が壁の様になって周囲を取り囲む、視界の悪いリングです。

 スペースに出て、物陰や死角を探っていると、いつの間にか花陽の姿が消えていました。
 高台にでも通じているのでしょうか、金属製の階段を上るカンカンという足音だけが物陰となったタンクの裏側から聞こえてきます。
以下略



806: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/03/05(日) 18:50:43.51 ID:ccHOqqSP0
穂乃果「行こっか。ことりちゃんに会いに」

海未「……はい」


以下略



807:名無しNIPPER
2017/03/05(日) 18:50:49.80 ID:Slq99jLWO
 ところで私の秘蔵の武器である弓についてですが。

 秘蔵と言えど、誰にも披露したことがないというわけではありませんし、試しに射てみたいとの申し出に応じて貸したことだってあります。
 しかしながら「弦が硬すぎて数ミリも引けない」「そもそも重すぎて持てない」「こんなの扱える人間はいない」等、散々文句を言われる始末。
 これまでまともに射れた方は一人もいませんでした。
以下略



808:名無しNIPPER
2017/03/05(日) 18:50:56.41 ID:YRMQK+w8O
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


以下略



809:名無しNIPPER
2017/03/05(日) 18:51:04.92 ID:NHBMzoS7O
海未「がっ、あっ、あっ、」


 打撃による痛覚以上に、脳が揺れ平衡感覚が狂ったことが問題でした。
 歪む視界に屈しそうになりながら、足を止めてはならないとステップを踏み続けます。
以下略



810:名無しNIPPER
2017/03/05(日) 18:51:13.18 ID:ddR4ORxBO
 ところで私の秘蔵の武器である弓についてですが。

 秘蔵と言えど、誰にも披露したことがないというわけではありませんし、試しに射てみたいとの申し出に応じて貸したことだってあります。
 しかしながら「弦が硬すぎて数ミリも引けない」「そもそも重すぎて持てない」「こんなの扱える人間はいない」等、散々文句を言われる始末。
 これまでまともに射れた方は一人もいませんでした。
以下略



811:名無しNIPPER
2017/03/05(日) 18:51:20.33 ID:kD9kltlkO
 窮屈な通路を縫って進んだ先には、数十メートル四方の開けたスペースがぽっかりと空いていました。
 密集した大型機器類が壁の様になって周囲を取り囲む、視界の悪いリングです。

 スペースに出て、物陰や死角を探っていると、いつの間にか花陽の姿が消えていました。
 高台にでも通じているのでしょうか、金属製の階段を上るカンカンという足音だけが物陰となったタンクの裏側から聞こえてきます。
以下略



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