過去ログ - 海未「他人の唾液を啜らないと死んでしまう毒薬をマフィアに打たれたようです」
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9: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 16:42:37.30 ID:zPfl3jU20
 室内には定期的に花陽の撃つ狙撃銃の弾丸が飛んできます。
 床や壁や家具に次々と弾痕が開けられて、お気に入りのインテリアが台無しになってしまい憤りを抑えられません。
 後で賠償請求を申し立てますから。


海未(さて、これからどうしましょうか)


 ようやく痛みに慣れてきた頭を回して状況把握を試みます。


海未(標的が隠れても尚狙撃を止めないのは、にこの言う通り私をこの場に釘づけにすることが目的なのでしょう)

海未(花陽が銃で狙い、にこが電話口で高笑いしているので、凛が観測手のはず)

海未(足止めされていると言っても、三人とも手が塞がっているうちは急いで逃げる必要もありませんね)

海未(となると気にするべきは……毒という情報)


 先程凛が零した言葉の中に聞き捨てならない情報がありました。
 曰く、私は遅効性の毒により間もなく死ぬ、とのこと。

 にこりんぱなが相手ならば、いつものようにのほほんとした殺し合いで済むと思ったのですが。
 ともすればそう容易な事態に収まらないのかもしれません。


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