過去ログ - 【オリキャラ】パラレル・ダンガンロンパ【安価】Part.2
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33: ◆VGUgPyXtfHqO[saga]
2017/02/23(木) 23:12:30.46 ID:c14dLY/9o

本居「……あれ?そう言えば、真衣ちゃんって、抽選でこの学園の生徒に選ばれたんだよね?」

本居「真衣ちゃんの幸運に、抽選で当たりくじを引き寄せる要素は無いけど……これって偶然なの?」

鉄「え?僕、抽選で選ばれたなんて言ってないよ?」

鉄「確かに、僕は超高校級の幸運だけど……」

鉄「入学できたのは、純粋に、危機回避の才能が認められたからだったと思うよ」

本居「?……そうだったっけ?」

本居「希望ヶ峰学園って、毎年1人、全国の高校生の中から抽選で、超高校級の幸運を選んでるはずだけど……」

鉄「ふーん、そんなのがあるんだ?」

鉄「でも、それが本当なら、僕以外に、もう1人超高校級の幸運がいないと変だよね?」

本居「そうだね……。今年は真衣ちゃんがいたから、抽選は無かったのかな?」 

鉄「その可能性もあるね……って!ちょっと!1列全部ひっくり返すのはずるくない!?」

本居「いや、ルール通りに動かしてるんだから、ずるくないよ……」

鉄「むむむむむ……これは厳しくなってきたな……圧倒的劣勢……」

本居「……そういえば、真衣ちゃんの幸運って、こういう状況でも発動するのかな?」

鉄「いや、こういうので自然に発動したことはないよ。」

鉄「意識して発動させようとしてみたことは無いから分からないけど……」

鉄「……せっかくだし、試してみようかな」

鉄「これは危機、これは危機……幸運よ、発動せよ……って、あれ?」

鉄「……これ、駒の数が足りてなくない?」

鉄「ほら、今空いてるマス、残ってる駒の数じゃ埋められないよ」

本居「えっ?……あ、ホントだ……」

本居「す、すごいね……偶然なのか、幸運が発動したのか分からないけど……」

鉄「あららー、残念だなー」

鉄「勝負が終わらないってことは、僕がどれだけ劣勢でも、引き分けってことにするしかないね」

本居「えー、微妙に納得いかないような……」

私の抗議も虚しく、

真衣ちゃんは得意気に笑いながら、駒を片付け始める。

その時、娯楽室に樹村さんが入って来て……

樹村「あっ、2人共、オセロで遊んでたのー?」

樹村「ごめんねー。駒足りてなかったでしょー」

本居「あ……そう言えば、樹村さん、さっきオセロで遊んでたね」

樹村「うん!その時にー、駒を何枚かポッケに入れっぱなしにしちゃってたんだー」

樹村「はい、これ、返しとくねー」

そう言って、樹村さんは不足分の駒を差し出す。

鉄「残念、時既に遅し、ってやつだね。もう片付けちゃったし」

……これが全部真衣ちゃんの幸運によるものなら、

ゲームで真衣ちゃんに勝てる日は、永遠に来なさそうだな……。



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