過去ログ - 「出席番号25番、長富蓮実」
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27: ◆dXKFUjF45.[saga]
2017/03/06(月) 14:57:54.82 ID:uPn/6R2EO
すでに持っていた『芯』が、さらに太くなったような印象だった。
『そうあろう』から『かくあるべし』に。

相変わらずうまくはいかないオーディション。
どうやら、ダンスも思うようには上達しないようだ。
同年代の少女たちが先にデビューしていくのを見るのも、辛いことだろう。

しかし、長富蓮実は言った。

「辛いこともありますけど…でも決めたんです。うつむいたりするのは、見えないところで、って」

そして、あの煌めきを宿した笑顔と瞳で言いきった。

「私はアイドルですから」

不純物ゼロの可燃性。

生まれる時代を間違えた、と言われ続けるかもしれない。
それでもその『芯』は、すり減ることは無いだろう。


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