14: ◆CPNqm4LsKEhX[saga]
2017/02/23(木) 18:55:14.84 ID:4FjUcqrL0
『あやせとダンスエボリューション』
「お、あやせ。ダンスエボリューションで一緒にダンスしようぜ!」
「な、なんでお兄さんなんかと一緒にダンスしないといけないんですか!」
「え〜…いや、やりたいんだけど、一人だとなんか恥ずかしいからさ…頼むよ…!」
「はぁ、仕方ありませんね…それで?これはどんなゲームなんですか?」
「これは音楽に合わせて身体全体を使って、ほら、カメラに向かってダンスをするんだ」
「へぇ〜そんなのがあるんですね。少し興味があります。」
「おーっし!そうと決まればやろうぜ!」
――――
「お、これ地味に難しいな…なぁ、あやせ…ぶはっ!」
キタキタ親父ばりの謎のダンスを踊っているあやせ。
「中々タイミングに合わせて踊るの難しいですね…はい?」
「あやせwwなんつーダンスだ!雨乞いでもしてるのかよ!プププ…ぶはっ!あっはっは!死ぬぅう!w」
「なっ!何笑ってるんですか!真剣に踊っていると言うのに!ブチ殺しますよ!?」
「いや、すまん。まさかあやせがこうもダンスが出来無いとは思ってなくて…ププ…」
「な、なななな何失礼なこと言ってるんですか!そりゃぁ…私はちょっと運動が出来無いですけど…」
「それをちょっとって言うあやせたん可愛い…」
「ちょっ!馬鹿にしてますね!?ブチ殺しますよ!?」
「ごふっ!おま…そう言いながら腹殴るな…息が…出来ねぇ…」
「ふんっ!お兄さんが悪いんですからね!私のことを馬鹿にするからいけないんですぅ!」
「いや、でもお前…多分誰が見ても笑ってしまうぞ…例えば桐乃とかでも流石に笑うと思うぞ…」
「桐乃はそんなことで笑ったりしません!親友ですから!」
「それに、運動出来無いから笑うって非常識ですよ!」
「じゃぁ、今度は桐乃達とやってみろよ…」
「言われなくてもそうします!せっかくちょっと楽しんでいたのに、お兄さんの所為で最悪の気分です!もう帰ります!」
「はいはい…わるぅーござんした…」
――――
後日
「ひぃっひっひwwあやせwwいくらなんでもそのダンス酷すぎるよwwwひぃー笑い死にするぅ!w」
「き、桐乃…!?桐乃のことは信じてたのに!うわああああん!桐乃の馬鹿ぁぁあ!」
「あ、あやせ!?ご、ごめん!冗談だから!冗談だから戻ってきてぇぇぇ!」
―――
「お兄さん、死んで下さい」
「おま…いきなり…なんで俺が…首!首絞まる!やばいって!あぐががが!」
「お兄さんの所為で恥をかいたんですから…当然の報いです…ふふ、ふふふ…」
「お、落ち…着け…がくっ」
そして俺はとばっちりを受けたのであった。
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