過去ログ - 少女「家に女の幽霊が出るんですけど」
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7:名無しNIPPER[saga]
2017/02/21(火) 01:08:35.86 ID:td77gTN90
少女「ううう、折角結ばれた縁が途切れてしまう……」

友達「さっきも言ったけど、幽霊と縁が出来ても意味ないって」

友達「連中と私達は、生きてる所が違うの」

少女「けど、幽霊が人を憑り殺すみたいな話を時々聞きますけど」

友達「それは、単に向こうの波長に引っ張られただけね」

友達「彼らは死んでるんだから、その波長に合わせて行動してしまうとドンドン衰弱して行っちゃうの」

友達「集中力も散漫になるから、些細な事故にあう可能性が増大する」

友達「けど、そこには幽霊達の意志は関係してないの」

友達「だから友達になるのは無理、わかった?」

少女「……」

友達「ほら、晩御飯の支度しよう?お鍋にするんでしょ?」

少女「見えるように、出来る事は出来ますか」

友達「まーだそんな事言ってるの、そんなの意味ないって……」


グイッ


友達「ひゃっ!?」

少女「見えるようにする方法は存在しない……とは言わないんですね」

少女「という事は、方法は、ある、と考えていいんですか」

友達「ち、近い、顔近いって///」

少女「ねえ、私達は、友達、ですよね」

友達「う、うん、と、友達だよ///」

少女「友達は、助けあう、べきですよね」

友達(あ、顔が、近づいて……唇が……唇が、あたっちゃう……)

少女「ね?」

友達「わ、わかった、わかったからぁ///」



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