過去ログ - 美希「百番目の朝に」 -SS速報VIP

過去ログ - 美希「百番目の朝に」

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2: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:03:05.32 ID:h/J90UmG0
――朝の陽ざしに目を覚ます。

いつも、朝はこうだ。気怠くて、目を開くのが億劫。

それでも私は開けなくちゃならない。

3: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:04:27.61 ID:h/J90UmG0
私がここで暮らし始めてからもう90日ほど経つ。きっかけは、お父様とアイドル活動について喧嘩したことと、765プロに大きな宿泊部屋が出来たこと。

ここはレッスン場に併設してあるし、セキュリティーがしっかりした建物の中で安全性も高い。丁度レッスンしたいという欲求も高まっていたので、プロデューサーの反対を押し切って泊まることにした。

なぜかおまけの金髪が付いてきたけど。

以下略

4: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:05:45.04 ID:h/J90UmG0
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以下略

5: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:06:45.53 ID:h/J90UmG0
案の定、美希はすぐに寝てしまった。

・・・・・言うなら今しか無い。

「ねぇ、プロデューサー？」

以下略

6: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:07:54.34 ID:h/J90UmG0
今日の仕事を終えて美希とレッスン。あと九日、九日しかないのだ。今までの積み重ねを無駄にしないためにも、私たちは全力で練習する。

「こうした方が可愛いって思うな！」

「そこでアピールするのは良くないわ。その後にサビがあるんだから」

以下略

7: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:11:01.37 ID:h/J90UmG0
レッスンを終え、疲れた体に鞭打ち家事を行う。やっと終わったころにはもう夜中で、すぐに布団に入った。

疲れてはいるけれど、すぐに休めるわけではない。

美希と私はいつも同じ布団で寝ている。布団はいくつかあるけれど、美希がいつも潜り込んでくるので初めから一緒に寝るようになった。

以下略

8: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:12:12.24 ID:h/J90UmG0
美希のからだがもぞもぞと動き始める。達しそうな兆候だ。

堪えきれなくなったかのように、美希は私の胸に手を伸ばしてきた。

パジャマ代わりのＴシャツの下から優しく侵入し、私の乳房を探す。

以下略

9: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:14:39.70 ID:h/J90UmG0
――朝の陽ざしに目を覚ます。

美希と・・・えっと、した朝はいつもこう。気怠くて、目を開くのが億劫。

それでも私は開けなくちゃならない。

以下略

10: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:17:40.65 ID:h/J90UmG0
アイドルアルティメイト決勝二日前。つまり、私達の共同生活もあと二日。

レッスンの出来も上々、負ける気は全然しないわね。

いつもより軽めのレッスンで終わりにして、体力を蓄える。

以下略

11: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:19:29.41 ID:h/J90UmG0
「・・・・・でこちゃんは優しいの。こんなことしてたミキを受け入れてくれるなんて。でも、やっぱり甘え過ぎてたね。ごめんね、伊織」

「・・・・・・・・」

「あはっ、泣いてくれるの？やっぱりやさしいんだ」

以下略

12: ◆TaMTt436zw[saga]
2017/02/21(火) 01:20:52.43 ID:h/J90UmG0
美希は久しぶりに家へ帰るそうだ。ま、お互い一人で感傷に浸りたいでしょ。

「それじゃ、終電が来ちゃうからミキは帰るね」

「待ちなさいよ」

以下略

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