過去ログ - 男「しっぽエルフに復讐をしようと思った」
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114:名無しNIPPER[saga]
2017/02/24(金) 21:28:51.29 ID:2AbxTFqz0

 = = =


―――修理屋


男「……」

男(この留め具が馬鹿になっているのか……外してしまおう)

男「……」

男(形はこれだから……よし、ある分で代用できるな)

男「……」

男(戸の開閉に問題はなし、大分よくなった)

男(……一息つくか)

しっぽエルフ「お疲れさまです」

男「……今日は無事に淹れられたか?」

しっぽエルフ「はいっ」

男(俺は湯気の立ち上る筒器の置いてある、長椅子の方へと移る)

男(近頃、彼女はこうして、休憩の時間を見計らって茶を淹れてくれる)

男(料理をするにはこの店の流し場は狭いので、茶請けは行きに買ったもの)

しっぽエルフ「そういえば、今日は町がなんだかそわそわしていましたね」

男(隣を見ると、彼女は菓子をつまむ右手と手皿の左手とで、俺と全く同じ恰好をしていた)

男「今日は生誕祭だからな」

しっぽエルフ「生誕祭というと……何かが生まれた日を祝うのですか?」

男「何かというか、国王というか」


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