過去ログ - 男「しっぽエルフに復讐をしようと思った」
1- 20
123:名無しNIPPER[saga sage]
2017/02/24(金) 22:46:35.79 ID:2AbxTFqz0

男(演奏が終わり、周囲より一段高い演奏台に立っていた演奏者は、一礼して台を降りた)

しっぽエルフ「……」

男(次の演奏者が出てくる気配はない)

しっぽエルフ「もうおしまいですか?」

男「そのうち誰か出てくるだろ」

しっぽエルフ「?」

男「ああ、そうか。あのな、広場の演奏はきちんと予定が組まれているが、こういう街角の演奏台では、誰でも好きに演奏ができるようになっているんだ」

しっぽエルフ「演奏台なのに?」

男「ん? どういう意味だ?」

しっぽエルフ「ごめんなさい、あの、エルフの里では、ああいうふうに一段高い場所で楽器を奏でられるのは、特別に腕前を認められた人だけなんです」

男「許可がいるのか」

しっぽエルフ「はい。目立つ場所で吹くなら、皆のお手本になれるように、ということで……。それでも、ひっきりなしですけど」

男「それだけ音楽が盛んなんだな」

しっぽエルフ「はい」

男「……」

しっぽエルフ「……」

男「……お前、笛が吹けると言ったな。あそこに立ってみるか?」

しっぽエルフ「え」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
159Res/127.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice