過去ログ - 男「しっぽエルフに復讐をしようと思った」
1- 20
126:名無しNIPPER[saga sage]
2017/02/24(金) 23:25:36.29 ID:2AbxTFqz0

しっぽエルフ「……」

男(彼女は笛を手に演奏台に登る)

男(尾がぴんと立っている。尾も緊張するのだろうか)

しっぽエルフ「……」

男(町行く人々が足を止める。中には二度見する者もいた)

しっぽエルフ「……」

男(彼女が一礼すると、ざわざわと、囁き合う声がそこかしこで飛んだ)

男(集中する視線は、必ずしも好意的なものではなかった)

男(それはそうだろう。ここは人間の町だ)

しっぽエルフ「……」

男(そこで俺を見られてもな)

男「……」

男(構わず吹けと身振りで示すと、彼女は笛を持ち直す)

しっぽエルフ「……」

男(二、三の、試し吹きの音が角を曲がって転がってゆく)

男(一息挟んで)

しっぽエルフ「……」

男(笛に唇をつけた)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
159Res/127.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice