過去ログ - 【花騎士】ナズナ「団長さまが小さくなってしまいました!」
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47: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:26:32.55 ID:6XAB5E0C0
ショタ団長(何か……このお姉ちゃんたちの雰囲気はまだ安心できる……)

この二人も口論はし合っているが、友人同士のお互いを信頼しあっての悪ふざけ、じゃれ合いのような空気を感じ、ピリピリとした一触即発のような空気の中にいた団長にとっては、少し心地よく感じた。

デルフィニウム「……ラナン!」
以下略



48: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:27:27.80 ID:6XAB5E0C0
それとほぼ同時に、カチッと小さな音と共に、床が押されて下にずれるような感覚がランプランサスは感じた。

ランプランサス「え?」

嫌な予感がしたランプランサスは、今走り抜けた廊下を振り返ろうとする。
以下略



49: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:28:08.86 ID:6XAB5E0C0
ランプランサス「ま、まだ諦めてないんだから……! 団長を取り戻さないと……!」

ゆっくりと壁伝いに歩き、何度か転びながらも、何とか抜け出したランプランサスは、廊下の曲がり角へと急ぐ。

やっとたどり着き、曲がり角の先へと行くと、並ぶドアの一つから、一人の花騎士が出てくるのが見えた。
以下略



50: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:28:39.53 ID:6XAB5E0C0
ランプランサス「分かった! ありがとうね!」

シャクヤクの言葉を聞くと、ランプランサスは急いで廊下の更に先へと向かう。

シャクヤク「き……緊張……しましたぁ」
以下略



51: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:32:03.96 ID:6XAB5E0C0
――――――
シャクヤクの部屋


ウサギノオ「作戦大成功うさ!」ピョンピョン!
以下略



52: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:32:50.97 ID:6XAB5E0C0
シャクヤク「そうですか……えへへ、やりました」

ショタ団長「あの……お姉ちゃん達は誰……?」

ウサギノオ「私は魔王軍を操りし裏の支配者、トリックマスターウサギノオうさ!」
以下略



53: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:33:52.69 ID:6XAB5E0C0
そこまで紹介して、最後にススキが団長へとしゃがんで目線を合わせる。

ススキ「私はススキ。設定に乗るならトリックマスター補佐……かな?」

ススキ「えへへ、何か団長さんに改めて自己紹介するって言うのも変な気がするね。小さい間もよろしくね!」
以下略



54: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:35:45.57 ID:6XAB5E0C0
ショタ団長「安心……?」

ウサギノオ「そううさ! 少なくとも、あそこよりかは安心うさ!」

ススキ「ウサギノオがね、ちょっとヤバイ人達に囲まれて涙目になってる可哀想な子供を見て、話を盗み聞きしたら小さくなった団長さんらしくて、何とか助けたいーって言い出して」
以下略



55: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:38:12.96 ID:6XAB5E0C0
デルフィニウム「あの短時間で!? すっげー! ますますリスペクト! 惚れた!」

ススキ「あれ普段は何に使うの?」

デルフィニウム「ちょっと待て! 明らかにえっちな事だって! そんな事聞いちゃダメでしょーが! 察しないと!」
以下略



56: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:39:52.10 ID:6XAB5E0C0
ススキ「だ、団長さん大丈夫!?」

ショタ団長「ごめ、ごめんなざい……」グシグシ

ショタ団長「ずっと怖くて、すごい怖くて、でも泣いちゃダメって、今日はずっと、僕が選べないせいでみんな喧嘩ばっかりで、でもやっと怖くなくなって……」グスン
以下略



57: ◆GVtQQPyiqA[saga]
2017/02/23(木) 22:41:46.46 ID:6XAB5E0C0
ウサギノオ「今思ったけど……今の団長さんが時間が経って大人に戻ったら、記憶はどうなるうさ?」

ラナンキュラス「と言うと?」

ウサギノオ「今の団長さんが大人に戻った時に、小さい間に起きた事の記憶はなくなるのか、残るのか分からないうさ」
以下略



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