4:名無しNIPPER[saga]
2017/02/24(金) 01:38:00.33 ID:whLr7hPA0
凛「と、いう訳で卯月も未央も自分のことのように泣いてたよ」
つかさ「へぇ、ニュージェネのあいつらが」
凛「そしたら加蓮と奈緒もつられて泣き始めるし、あの時は少し驚いたかな」
つかさ「トラプリもか、やっぱ同じユニットのメンバーが1位になると自分の事のように喜ぶもんなのかな」
凛「そうだね、私も卯月が1位になった時はみんなと泣いちゃったし」
つかさ「泣きすぎだろお前ら! 仲良しだな!」
凛「ふふっ……楽しいことはもちろん大変なことも辛いこともあったけど、すべてがいい思い出かな」
凛「事務所のみんなは大事な仲間だよ。でもニュージェネレーションとトライアドプリムス、この2つのユニットにはたくさんの思い出をもらったよ」
つかさ(ユニット、か……)
今のアタシにはユニットと言えるものが無い
風香にクラリス、くるみといった他のアイドルと組んだことはあったけど、どれも一時的なものにすぎない
だから……長く続けているアイドルユニットには正直興味がある
レッスンや仕事、それにライブ……そのどれもで同じ苦しみを味わい、喜びを分かち合うってどんな感じなんだろな
……いっそのことアタシから提案してみるのもアリか?
そうだな、アタシが組むなら……
つかさ「アイツもいいな……いや、こっちでも面白いか……?」
凛「……ねぇ、考えてるところ悪いんだけどさ」
つかさ「なんだよ急に、難しい顔して」
凛「自分がさ、もっと早くアイドルになっていたらどうなっていたか考えたことはある?」
つかさ「早くアイドルになってたら? それは無いな、うん」
つかさ「アタシはギャルで社長だったからアイドルになった訳で、そんな仮定の話をしてもどうしようもないだろ」
凛「そっか……たまに思うことがあるんだ、もし私がアイドルになるのが遅かったら、そもそもアイドルじゃなかったらどうなっていたのかなって」
つかさ「そんなこと考えてる暇があったら、未来の事を考えろっての」
つかさ「過去はどう考えたって過去、やり直しは効かないし振り返ることしかできない」
つかさ「だから未来の事を考えて成長するしかないの、OK?」
凛「………」
凛「やっぱりつかさはすごいね……」
つかさ「褒めても何も出ないからなー、……でもありがとな、おかげでいい話が聞けた。今度アタシが漬けたキュウリをやるよ、今度のは自信があるんだ」
凛「うん……楽しみにしてる。じゃあレッスンだし私は行くね……」スタスタ
つかさ「おう、頑張んな」
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