42:名無しNIPPER[saga]
2017/02/24(金) 02:08:17.52 ID:whLr7hPA0
…………………
つかさ「うーん、よく寝たわー」
つかさ「……帰ってこれたんだな」
ラストライブ終了後、またホテルを抜け出したアタシは凛の家で魔法を解いてもらった
凛にライブの感想を聞くと一言「よかったよ、でももっとよくできるところはある」ってさ、言われて初めて気づくことがあるあたり、やっぱり経験が違うな、アタシもまだまだってことか
そしてスマホの日付は……凛と総選挙について話したあの日のままだった
時間は少ししか経っていないのでまるで夢を見ていたようにも思える
でもきっと、夢じゃなかったはずだ。だってアタシの目の前には目を赤くした凛がいるんだからな
凛「おかえり、つかさ」
つかさ「ああ、ただいま。レッスン終わったのか?」
凛「さっき終わったところだよ。レッスン中に泣きかけちゃったけどなんとか抑えられた」
つかさ「そいつは良かった、それじゃあさ……カレーでも食べに行かない? 寝てただけなのに無性に腹が減っちまったよ。今は大盛りをがっつり食べたい気分だ」
凛「……いいよ、行こうか。私もつかさと同じのにしようかな」
つかさ「いけるのか? 結構量があるぜ」
凛「うっ、じゃあ普通盛りで……」
つかさ「あはは、ムリすんなって」
つかさ「道すがらあっちの世界のことでも話そうぜ、凛がどんなビジネスやったか気になるし」
凛「うん、私もつかさのニュージェネ生活について知りたいかな」
つかさ「んじゃ、さっさと行こうぜカレーがアタシ達を待っている」
分かりきった未来なんてつまらない
だけど、『分からない』からといって未来を恐れる必要はどこにもない
ネガティブな気持ちだけじゃなく、ポジティブに前向きな気持ちを持った方が絶対にいいだろ?
それでも失敗したら? なら、それを成功のチャンスと捉えて次に生かしていけばいいさ
後はそうだな……頼ったり頼られる仲間達と一緒に成長していく
それがアタシ、アイドルとしての桐生つかさの信じるもの
そうすればきっと、未来はもっと楽しくなるはずだ
46Res/54.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。