過去ログ - ハルヒ「キョンが女の子だったら良かったのに……」キョン「……は?」
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43:名無しNIPPER[sage]
2017/02/27(月) 01:19:49.72 ID:HHOZvDS20
そんなこんなで午前中の授業をなんとか乗り切り、昼休みとなった。

授業の合間にクラスの女子から聞いた情報によると、どうやら俺は『涼宮ハル』という災害に対し、防波堤のような役割を担っているらしい。

なんでも、見栄えだけなら目の保養だが奇行癖のあるハルを、大人しくさせることが出来る俺は大変重宝されている、とのことだ。

今朝俺が教室に踏み入れた際の歓待ぷりは、この役割によるところが大きいのだろう。

まったく。
損な役回りだぜ。

谷口「おーい!キョン子、飯にしようぜ」

国木田「お邪魔するよ」

悲嘆に暮れていると、お馴染みの凸凹コンビが弁当を引っさげてやってきた。

意外なことに、俺は女になっても、この凸凹コンビとトリオを結成しているようだ。

それは嬉しいような、クラスの女子達と箸を突っつくことが出来ずに悲しいような……

そんな複雑な心境になりつつも、弁当を取り出すべく鞄を漁っていた俺は、愕然とした。

キョン子「やべぇ……弁当忘れたみたいだ」

谷口「あん?何やってんだよ、ドジだな」

国木田「今なら購買のパンが売れ残ってるかもしれないよ。行くなら早く行った方がいいよ」

今朝はバタバタしてたからな。
仕方ない。
購買にパンを買いに行くか……と、思った矢先。

ハル「来い」

キョン子「えっ?」

ハル「いいから来いっての!」

突然割って入ってきた涼宮ハルに、二の腕をガッシリと掴まれた俺は、なす術なく、連れ去られてしまったのだった。


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