過去ログ - ハルヒ「キョンが女の子だったら良かったのに……」キョン「……は?」
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59:名無しNIPPER[sage]
2017/02/27(月) 02:48:25.36 ID:HHOZvDS20
渋々納得した俺は、部室に戻る道中、古泉と具体的な策を練っていた。

キョン子「それで?どうやってハルに願いを叶えさせるつもりだ?」

古泉「それはあなたの仕事です。私が口を挟むことではありません」

なんだそれ。
結局俺に丸投げかよ。

いや、先に丸投げしようとしたのは、こっちか……

古泉「そんな顔をしないでください。そうですね……それではヒントをお教えしましょう」

こちらの反応を楽しんでることなんざ、そのニヤニヤ笑いで丸わかりだぞ。

古泉「私はこれでも、あなたが思っている以上に、あなたのことを高く評価しています」

ふんっ。
どいつもこいつも俺を買い被り過ぎなんだよ。
それにおだてたって、お前には何一つやらん。

古泉「私は最近思うのですよ。涼宮さんは神ですが、その神を創り上げたのは、あなたではないかと、ね」

なんだそれは。
妄想も甚だしいぞ。
俺はこれまで、あんな傍迷惑な神様の存在を望んだことなんざ、一度もない。

古泉「あなたは涼宮さんが巻き起こす騒動を、なんだかんだと言っても楽しんでいる。そうでしょう?」

馬鹿馬鹿しい。
否定する気も起きないな。

古泉「涼宮さんの願いはあなたの願いでもあり、そしてその逆もまた然り、です」

……俺は今、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべているだろう。

古泉「ですから、あなたが涼宮さんに可愛くお願いすれば、きっと万事解決ですよ」

阿呆らしいことをいけしゃあしゃあと好き放題言ってくれた古泉は、最後に頼みもしないのに無駄に上手いウインクを添えて、助言を締めくくったのだった。


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