過去ログ - 【艦これ】幽霊鎮守府【コンマ・安価】早霜「その7よ……、ふふ……」
1- 20
627: ◆r3J8wr8gzWTW[saga]
2017/07/03(月) 20:42:11.08 ID:6+o+vWRh0
10+53+90

これは腰が抜けますね。

────────

足音が聞こえるばかりで、向こうからのリアクションはなく、

身体は動かず、現状の確認もできない。

それだけで何もおこらないためか、気づいた時にくらべれば、

いくらか緊張がとけてくる。

そこに……。

ぴたりと、脚に冷たい物が触れる。

響「っ……!?」

疑うまでもなく、それは何者かの手で、響の脚を強くつかんでくる。

「つかまえた……」

ついで響いたその声は耳元で聞こえ、ゆっくりとそちらに、視線だけ向けると……

響「きゃあああ!?」

提督「うおおおぉ!?」

突然響が張り上げた悲鳴に提督が驚き、そちらを向く。

響「あ、う……」

まともに言葉も発せられず、腰が抜けてしまった響は、ソファから転がり落ち、

そのなり、提督に助けを求めてずりずりと床を這ってくる。

提督「何を見た?」

提督が涙目の響の側にしゃがみ、頭をなでてやると、提督の服をぎゅっと握りしめ、抱きつく。

響「……、すごく……怖いものを……」

提督「もう大丈夫だ」

響「何かが……脚を掴んでないかい……?」

提督「何も居ない、安心しろ」

響「……安心するまで側に居てほしいな」

提督「分かった」

────────

さて、今日はここまでです。

今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/307.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice