過去ログ - 【艦これ】幽霊鎮守府【コンマ・安価】早霜「その7よ……、ふふ……」
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940: ◆r3J8wr8gzWTW[saga]
2017/08/23(水) 20:23:02.80 ID:qwQ7rzgA0
神風「そう言えば、司令官が提督になる前って、何をしてたの?」

提督「そうだな……俺は技術畑の人間だったんだ。技術士官ってやつだな」

神風「そうなの?」

提督「夕張や明石と同類だ。といっても、専門的な知識は乏しいが。例えば工廠にある大体の工作機械を扱えたりってぐらいだな」

提督「道具と資材があれば組むぐらいは組めるし、現場の指揮は取れる。っていうぐらいか」

神風「それがどうして提督に?」

提督「懇意だった偉いさんに斡旋してもらったんだ。お前なら上手いことやるだろ。って。もっとも……、俺はあまり乗り気じゃなかったんだがな」

神風「そうなんだ?」

提督「まぁ、特に面白くも無い話しだよ」

神風「そんなこと……無いけど。ふあ……、眠たくなってきちゃった」

提督「寝ろ寝ろ。俺も寝る」

神風がうとうととし始めた頃。突然身体が重く感じ、酷い息苦しさが襲ってくる。

神風(何……。何なの……?)

視線だけは動かせるため、部屋の中を見渡してみても、何も居ない。

隣に提督が寝ているばかりだ。

そのうち、ボソボソと何か、話し声のような物が聞こえてきて、背筋を寒い物が駆け上がる。

神風(やだ……!?)

じっと聞いていると、どうやらその声は、お経……らしい。

どこからか分からないその朗々とお経を唱える声は、徐々に近づいてきてハッキリと聞こえるようになってくる。

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