過去ログ - 【特撮?】偽男「悪の組織から逃げ出したぜ。」【安価】
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965:名無しNIPPER
2017/04/18(火) 08:34:57.23 ID:cyBAC0ql0

 この時間軸、私は誰とも結婚していない。ですので、家には私しかいませんでした。

私は、ここに来てくださった千波とココノエを、リビングに誘導します。私は手前のソファ、お2人には奥のソファに座っていただき、向かい合う形となりました。

「なぜ私まで招かれたのか、分からないのだけど。初対面でしょ、あなた。えっと……」
「遠坂雛子ですわ、ココノエさん」
「遠坂雛子!?」

 ココノエさんは、お出しした紅茶にもお菓子にも手をつけず、ただ疑問と驚きを見せるのみ。奏多と一時的に組んでいた彼女は、私の名前だけは知っている。

「さっきと同じ質問になりますが、なぜ雛子先輩は、私がここに来ると知っていたんですか?」
「順を追って話しますわ、千波」

 千波は、ソファから落ちんばかりに身を乗り出しています。すでにビスケットを数枚食べていますが、何度かうちに来ていますので、千波は気後れすることもないのですわね。

「さて、勿体ぶっていても仕方ありませんわ、話しましょう。もっとも……私達がなぜここに集まったか……その共通点は何か……そんなことは分かりきっていますわよね」

 紅茶のカップをゆっくりとコースターに置くと、私は1人ずつと目を合わせました。ココノエはすぐ逸らして、千波は視線をはずさない。

「……タイムリープに関係していること……ですよね先輩」

 そのまま千波はそう答えました。


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