過去ログ - ヴィーネ「ガヴリールの大切なものって…何?」
1- 20
2:名無しNIPPER[sage]
2017/03/04(土) 13:53:02.67 ID:a/GtNtoE0
ヴィーネ「おはよ、ガヴ」

ガヴリール「……おはよ…」

夏休みが始まって5日ほど経った朝、そこそこ晴れの日、私はガヴの家を訪ねていた。
扉を開けて出てきたガヴの蝉の音にかき消えそうな声と、痛いほどの夏の光に負けないくらい暗いクマを見て、ため息をつく。

ヴィーネ「まーた夜遅くまでゲームしてたんでしょ」

ガヴリール「…正解」

ヴィーネ「部屋もどうせ散らかってるんでしょ。まず掃除したげる」

ガヴリール「さすがはおしかけ女房」

ヴィーネ「だ、誰がおしかけ女房よ!いいから顔洗ってきなさい!」

ヴィーネ「失敬。カーチャンだったか」

バカなこと言うガヴを放っておいて私は部屋へと上がりこむ。
ガヴが扉を閉めて、鮮明な蝉の音がくぐもったものへと変わったのを感じた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
26Res/19.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice