過去ログ - 鞠莉「果南が…」千歌「戻ってこない…?」
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164:名無しNIPPER[saga]
2017/03/06(月) 00:23:37.81 ID:BG0OHyQa0

ずっとずっと前の話。まだ、東京に行く前の話。

それでも。

鞠莉「新、曲……。ふ、ふふっ、それは、何としてでもやらなきゃ、ね?」

ルビィ「うんっ…! その衣装を着て、9人で踊って……」

花丸「うん、絶対、絶対したい、ずら……っ!」

9人で走り出す確かな未来を想像する。

自分たちが、これから何をして、何をしたくて。

ずっと考えもできなかったことを、考える。

全員の声に力が込もっていくのを確かに感じた。

鞠莉の情報と、ダイヤのメッセージ。

掴んでくれた。伝えてくれた。

千歌「ありがとう……っ、帰ってきてくれて、ありがとう鞠莉さん……っ!」

千歌が、鞠莉の胸に顔をうずめた。



鞠莉「千歌っち…、皆……」

鞠莉「ダイヤ、果南……、ありがとう。私――私、伝えたよ。ちゃんと、伝えたから……っ」

鞠莉「だから私……、私ね…っ……、帰ってこれて、よかったよ……」


口をぎゅっと結んだまま、目から大粒の涙を流しながら、ふるふると声を震わせて、鞠莉は久しぶりの笑顔を見せた。




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