過去ログ - 鞠莉「果南が…」千歌「戻ってこない…?」
1- 20
27:名無しNIPPER[saga]
2017/03/05(日) 21:48:34.83 ID:oUECwn7k0

千歌「花丸ちゃん」

いつの間にか寄ってきていた千歌が、花丸を優しく抱きしめた。

千歌「私も、怖いよ。何が起きているか、おバカな私じゃ何もわからないし……。すっごく怖い」

千歌「でもね、だからこそ、私たちは一緒にいるんだと思う。一緒にいれば大丈夫。だってAqoursだもん」

千歌「私も、怖い。皆も怖い。皆でいたって絶対怖い。でも……でも、一緒にいなきゃ」


千歌「一緒にいれば、きっとまた笑いあえる。もちろん、果南ちゃんもだよ」

花丸「……千歌さん」


普段と比べれば陰ってしまっているけれど、やはりぽかぽかしたお日様みたいな笑顔が、そこにあった。

千歌の言葉はストンと心に落ちるようで、ああ、私たちは彼女に惹かれてここにいるのだと、そう改めて感じた。

きっと、皆もそう感じたのだろう。

誰もが身を寄せて、ほぅっと、長く長く震える息を吐いた。



千歌「だからさ! 皆、これからも――」




べきりと、嫌な音が響いた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
210Res/168.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice