26: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/03/07(火) 23:48:26.72 ID:ArEOG84Z0
先生に料理のレシピ本をもらい、しおりの挟んでいる料理を作って欲しいと頼まれた。
お金は後払いで、ヨシツキに貰えとのこと。
また、ヨシツキには話を通しているのか。
少し、曇っていて雨が降りそうだ。
マンションの裏階段を上がり、母親にバレないように彼の部屋へ向かう。
何やってるんだろう。
彼とは関わらない所で生きていた方がいいに決まってるのに。
もう、担任のせいにできない。
インターホン越しに、ヨシツキを呼ぶ。
「もしもし、ヨシツキ?」
『ミ、ミラ……どうしたの』
「夕飯、作りにきた」
『え、ええ、えええ!? え、えと、えと、開けます』
「ん」
お腹空いたな。
いや、待て、今、すっごく驚いていなかったか。
ちょっと、話通してないのかよ!
「うそでしょ……あのアホ」
これじゃあ、通い妻みたいじゃんか。
仮にも男の子に変な期待させてどうするのかしら。
私は知らないよ。
49Res/42.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。