8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/08(水) 20:44:40.90 ID:PVrO7amsO
「……プロデューサーさんは、私を救い出してくれた人」
「私を見付けて。私をアイドルへ導いて。私を、輝かせてくれた人」
「そんなプロデューサーさんへこんなことを思うなんて、それは裏切りみたいなものなのだと、そう、分かってはいるけれど……」
「でも、思う。思うんです」
「アイドルになりたい。皆の、ではなくて、貴方の……ただ一人、貴方だけの」
「貴方を愛して貴方に愛される、そんな幸せな……貴方にとって唯一の、最愛の存在になりたい……」
「貴方に溺れたい。貴方にも、私に溺れてほしい」
「結ばれたい」
「……なりたいです。プロデューサーさんの、お嫁さんに……」
言葉を紡ぐ度、プロデューサーさんへの想いに高まり昇っていく心。
身体もそれに導かれて熱く高く。濡れて、焼けて、自分ではもうどうにもできないほど染め上げられていく。
湿り気を帯びた熱い息を吐き出しても、底から湧いてくる衝動に焼かれて冷めていかない。もぞもぞ、と手や足が動いてしまうのを止められない。私のいろいろが溢れて漏れ出していくのを抑えられない。
私の中のすべてが、プロデューサーさんに埋められていく。
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