過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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394:[saga]
2017/03/18(土) 23:18:07.41 ID:FU6phG4n0
―――以下 最原の回想

「あ、赤松さん!重いよっ!」

 赤松さんに押し倒されて思いっきり頭を床にぶつけた僕が慌てながら叫ぶ。痛みで涙を滲ませる僕に対して膨れっ面になった赤松さんは、僕を押さえつけながら言った。

「む〜……女の子に重いだなんて最原くんは失礼だぞ〜!そんな人にはこうだ〜っ!」

「えっ!?」

 徐々に近づく赤松さんの顔。酔っているせいか赤く、そしてどこか大人びた色気を感じさせるその表情に僕が鼓動を高鳴らせた瞬間、彼女の唇が僕の唇に触れた。

「んっ……!」

 たっぷり、じっくりと口付けを交わす。一度離れた後、すぐさまもう一度唇を落としてきた赤松さんになすがままにされながら、僕は目を白黒させていた。

「んふふ〜……最原くんの唇、柔らかいね〜……」

「んっ、んんっ……」

 三度、四度、五度……もう回数なんて分からなくなるほどに唇を重ねる。僕はまるで自分が赤松さんに食べられているかの様な錯覚を感じていた。

「……ねぇ、最原くん……。最原くんは、こんなことする女の子は嫌い?」

「えっ……?」

「私のこと嫌いになった……?嫌な女の子だって、そう思った?」

 ぽたぽたと温かいしずくが僕の頬に落ちてきた。それが赤松さんの涙だと分かったのは、彼女が泣いていることを見て取れた後であった。

 酔っ払っているから感情も変に上下してしまっているのだろう。みるみるうちに泣き顔になった赤松さんは、大声を上げて泣き始めた。



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