過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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652:[saga]
2017/03/26(日) 20:31:02.83 ID:pBPFGIWw0
「……あの、お客様?お客様がご予約されたのはお一人用のお部屋でよろしかったでしょうか?」

「はい、そうですけど……」

「ですが、その……今、受け取った代金は二人分なのですが……?」

「あ、ああ……」

 ホテルマンの返答に僕はやや困った表情になる。珍しいことだ、『知らない人』がいるなんて……

「ああ、お前、その方は良いんだよ。それで良いんだ」

 どう説明しようかと悩んでいた僕だったが、若いホテルマンの後ろから少し歳を重ねた別のホテルマンが現れ、適当に説明をしてくれた。どうやら彼は『知っている人』の様だ。

「は、はぁ……?」

 知らない人である彼もやや納得は出来ない表情ではあるが、先輩にそう言われて従う事にした様だ。フロントから出て僕のスーツケースを持とうとする彼を押しとどめると、僕は笑顔で彼に礼を言ってから部屋へと向かう。

「……良いんだよお前。あの人はサイハラシュイチだろう?」

「え、ええ……有名な探偵である事は知っていますが……」

「……そうか、お前、ダンガンロンパV3を見てないのか、そうかそうか……」

 そんなホテルマンたちの会話を耳にしながら、僕はエレベーターへと乗り込んで自分に宛がわれた部屋へと向かった。



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