過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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719:[saga]
2017/03/28(火) 21:03:42.29 ID:Xjgeku7O0
『最原へ……俺様は、お前に謝らなきゃいけない。これを読んでいるって事は、全てが終わった後だと思うから詳細は書かないけど、どうか俺様の気持ちを知って欲しくてこれを書く』

 意外と綺麗な字で、それは書かれていた。所々ぐちゃぐちゃになっているその手紙を僕は読み進める。

『お前はいつも俺様を励ましてくれた。きっと外に出られると、そう言って希望を持たせてくれた。その事を俺様はすごく感謝してる』

『でも……私は恐かったんだ。どんなに希望を持っても、それが全部消えていく気がしてならなかった。助けなんか来なくて、一生このままなんじゃないかってずっと怯えてたんだ』

『ここに閉じ込められた他の奴らを好きになればなるほど、その恐怖は大きくなっていった。もしかしたら明日コロシアイが再開されて、こいつらとデスゲームをする事になるんじゃ無いかって恐かったんだ』

『大好きなお前が私を殺しに来るかもしれない。逆に、大好きなお前を私が殺すかもしれない……そんな考えを否定出来ないでいた俺様をどうか許してくれ、最原』

『私はもうこの恐怖に耐えられない……どんなに虚勢を張った所で、私は弱い人間なんだ。だからもう、この生活から抜け出すことにしたよ』

『本当にごめん、最原。皆にも謝っておいてくれ、美人過ぎる俺様からの最後のお願いを聞く事になるなんて、お前は幸せ者だな!』

『……本当にごめん。それと、好きだった。こんな事書いても迷惑だろうけど、どうか覚えておいて欲しい』

『さよなら、入間美兎より』


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