過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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726:[saga]
2017/03/28(火) 21:22:48.02 ID:Xjgeku7O0
「……転子、汚い君を蹴ったせいで足が汚れちゃったよ。どうすれば良いか、わかるよね?」

「は、はい……っ!」

 差し出した僕の足に顔を近づけた転子は、チロチロと舌をだしてそれを舐め始めた。こそばゆい感触と愉快なその光景に笑みを浮かべながら僕は転子の頭を撫でる。

「……転子、君は一体なんなのかな?」

「て、転子は、転子は……ただの負け犬です。ずっとずっと、誰かに負かされたくて合気道を続けてきた負け犬志望者なんです……」

「負かされて、ぼろぼろにされて、惨めになりたくて……その為にずっと生きてきたんです。転子は、こんな風になりたかったんです!」

 その答えに僕はにんまりと笑った。そして、もう一つの質問をする。

「転子、これから君はどうするの?望みが叶ったんだよね?じゃあ、もうお終い?」

「いいえ……いいえ!転子は、もっと惨めになりたいです!もっともっと情けなくて恥ずかしい負け犬になって、色んな人の笑いものになりたいです!」

「ふ〜ん、そう?それで、君はその為にどうするの?」

「お、お願いします最原さん!どうか転子を躾けて下さいっ!もっと惨めで、情けない負け犬にして下さい!その為なら、転子はなんでもします!尊厳も自由も全て最原さんに差し出します!だから、転子を立派な負け犬にして下さいっ!」

「く、くく……あははははははは!」

 愉快で堪らなかった。笑いが止まらなかった。あの茶柱さんがこんな風に僕に屈服するなんて誰が想像しただろう?愉快な気持ちのままに彼女の髪を掴んだ僕は、そのまま彼女の顔を畳の床に叩きつける。



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