過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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834:[saga]
2017/03/31(金) 23:05:43.34 ID:1gYt3XE00
「ここには〜、これを置きたいな〜!」

「うん、じゃあもっとスペースを広げて、こうして……」

「お〜!流石は終一!やるね〜!」

 学園の見取り図を見ながら僕はアンジーさんと話し合う。この才囚学園をどう改造しようかを話す僕たちの話が尽きる事は無い。もっともっと楽しい場所にしようと考えて、実行中だ。

 僕はここから出ないことにした。外の世界に出られる切符を放棄し、この学園の中で一生を過ごす事に決めたのだ。無論、それはアンジーさんも一緒だ。

 当初の彼女の考えどおり、この学園を楽しい世界にして住み続けると言う案を取った僕たちは外に出て行く皆を見送ってから早速行動を開始した。二人だけの作業は大変だと思ったが、なぜかモノクマーズも手を貸してくれたおかげでだいぶ捗っている。

「いつか逆に外の世界の人たちがここで過ごしたいって思うような天国にしちゃうよ〜!」

 そう言って張り切るアンジーさんと付き合いながら僕は生きている。彼女が作ったオブジェクトを学園の至る所に配置し、構造を考えるのは僕の役目だ。

 考えるのは娯楽だけでは無い。食料や水、いざと言うときのライフラインは自分たちで賄っておかなければならない。そう言ったことを二人で考えていると、なんだか生きている実感がするのだ。

 新しい世界を作る作業……そこで生きていく為に知恵をしぼり、行動し、明日につなぐ。愛する人と生きると言う幸せを胸いっぱいに感じながら、僕は今日もこうして過ごしている。



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