過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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844:[saga]
2017/04/01(土) 19:42:34.31 ID:LwKJSixB0
最原「……ふざけるなよ……っ!」

白銀「……そうだよね。そう思うよね……。怒って当然だよ、私は、皆を……」

最原「……僕たちのことを甘く見ないでよ……!僕たちは、君の事をそんな風に思ったりなんかしないよ……!」

白銀「……え?」

最原「確かに白銀さんは黒幕の仲間だったのかもしれない。僕たちを裏切っていたのかもしれない……でも、ここで過ごしたあの日々はなんの嘘も無いはずさ!」

最原「全てを忘れていたからこそ、僕たちは本当の白銀さんを見ることが出来た。僕たちが友達になったのは黒幕としての君じゃない。正真正銘、なんの飾り気も無い白銀つむぎって言う女の子なんだよ!」

最原「そしてもちろん、僕が好きになったのは本当の君だ!そこになんの嘘も隠し事も無い!たとえどんな過去があろうとも、僕は君が好きなんだよ!」

白銀「で、でも……私は……!」

最原「……もし君が全てを思い出した時に何も感じないで黒幕の側に戻る様な人だったら、僕は君のことを好きにならなかった……でも、そうじゃないでしょ?今、白銀さんが感じている苦しみも、流している涙も全部本物だ……縁起なんかじゃないんでしょ?」

最原「だとしたら、僕は君を許すよ。そして、皆も君を許すに決まってる……君の事を友達だと思ってる僕たちは、本気で自分の過ちを後悔する人を見放す人間なんかじゃない!だから、僕たちを甘く見るなよ!」

白銀「さい、はらくんっ……!」

最原「それに……僕も隠していることがあるんだ。皆には言えないでいることがある。だから、一緒に全てを話しに行こう?そして、皆に許して貰うんだ」

白銀「……許して貰えるかな?私、とてもひどいことを……」

最原「……信じてよ。僕たちのことを……君が大好きになった友達のことを、どうか信じて欲しい。そして、新しい一歩を踏み出そうよ」

白銀「……うん、分かったよ。恐いけど、この秘密を抱えたまま死を選んだりなんかしたら、それこそ皆への本当の裏切りだよね……信じてみるよ、皆と、最原くんのことをさ……!」

最原「……行こう。皆に全てを告白するんだ!」


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