過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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971:名無しNIPPER
2017/05/24(水) 19:58:24.28 ID:ZqQCleEe0
対して真っ直ぐな姿勢は、少し野田浩毅に似ており、野田の最期の姿が頭に思い浮かび、息が詰まった。

エレベーターは最上階で停止した。
少し、心臓の鼓動が早まる。
軍人たちに促され、愛は最奥にある長官室へと向かった。

右隣にいた軍人が長官室の扉をノックすると、中から「入れ」と無機質な声が僅かに聞こえ、軍人は恭しく扉を開いた。
愛はとりあえず一礼し、中へ足を踏み入れた。
真正面の桐製の机を挟んだ向こうには防衛庁長官の二階堂一成が深々と椅子に腰掛けており、周りには上層部の官僚たちがずらりと並んでいた。
中にはかつて愛が情事を重ねた相手もいるのだが、誰もがそんなことに覚えがないかのように一様に冷ややかな視線を愛に向けていた。

これだから、誰も信用できなかったのよね。
全てが敵だと思うのも、当然のことでしょう?

心の中で独りごち、愛は小さく息を吐いた。

「木下愛」


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