過去ログ - 佐久間まゆ「つま先立ち」
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1: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:17:53.75 ID:rgbMe2v80

まゆ「Pさんが、結婚……?」

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2: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:18:58.26 ID:rgbMe2v80

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3: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:20:08.91 ID:rgbMe2v80

 今日もいつも通りの幸せなひと時……のはずなのですが、さっきからPさんは手元の書類らしきものを見つめて険しい表情をしています。いつもは、この時間だけはリラックスする時間だから、と仕事の手を止めてまゆとお話してくれるのに……何かあったんでしょうか?

まゆ「Pさん、何を見てるんですかぁ?」

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4: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:21:09.91 ID:rgbMe2v80

まゆ「ええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!」




5: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:22:58.14 ID:rgbMe2v80

P「おいおい、いきなり大声出すなよ。びっくりするだろ」

まゆ「あっ、まゆもびっくりしちゃったので、つい……」

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6: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:23:44.48 ID:rgbMe2v80

 今日は学校でも気もそぞろで、全然授業が頭に入ってきませんでした。体育の時間にこちら目掛けて飛んできたボールも避けられず……まだ頭が痛いです。

 あの後、一応Pさんからは、まだ結婚すると決まったわけじゃない、と説明してもらいましたけど……さっき見た写真の女性、すらっとしていてきれいで……悔しいですけど、Pさんにお似合いでした。
 Pさんがあんなに真剣に写真に見入っていたのも……
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7: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:24:53.47 ID:rgbMe2v80

 まゆももっと大人っぽくなればPさんに一人の女性として見てもらえるでしょうか? 大人っぽくなるってどうすればいいんでしょう……。服を変えるとか? でも今のまゆに大人っぽい服が似合うのでしょうか……


まゆ「考え事をしていたら、いつの間にか事務所の前に着いていました。危うく通り過ぎるところでした」
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8: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:25:49.30 ID:rgbMe2v80

まゆ「乃々ちゃん♪」

乃々「ひぃっ! まゆさん、いきなり後ろから話しかけるのはやめてくださいぃ……」

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9: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:27:22.73 ID:rgbMe2v80

まゆ「乃々ちゃんは大人っぽくなる方法、知ってますか?」

乃々「ええ……また随分唐突ですね……」

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10: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:28:22.42 ID:rgbMe2v80

まゆ「……!! 楓さん、そうですね! 楓さん……!」

乃々「楓さんのどういうところが大人っぽいか……お酒好き? でもお酒はまだ飲めませんし……他は…背が高い……あっ、でもそれも真似できませんし……あうぅ……」

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11: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:29:13.50 ID:rgbMe2v80

   * * *


 楓さんは忙しい方ですから、もしかすると事務所にはいないかもしれませんが……近くは一応探してみましょう。事務所にいるとしたら、よく見かける場所からあたっていくのがいいですね。
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12: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:30:13.20 ID:rgbMe2v80

楓「ところで、まゆちゃんはどうして私を探していたの? 何か聞きたいことがあるとか!」

まゆ「!! そうです! 危うく忘れるところでした……。楓さんはどうやってそんなに背を伸ばしたんですか?」

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13: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:31:07.71 ID:rgbMe2v80

楓「でも、まゆちゃんはそのままで魅力的だと思うけれど」

まゆ「そう、ですか……」

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14: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:32:17.52 ID:rgbMe2v80

   * * *


 どうやら背を伸ばすのは難しいみたいです。まゆの魅力……それがあればPさんはまゆに振り向いてくれるのでしょうか。でも、もっと大人っぽくならないとPさんに相手してもらえないんじゃ……
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15: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:33:23.95 ID:rgbMe2v80

まゆ「輝子ちゃん、悩み事があるんです」

輝子「は、はぁ……」

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16: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:34:23.42 ID:rgbMe2v80

輝子「……! まゆさん、知ってるか? 世界で一番大きい生き物はキノコなんだぞ……フヒ……」

まゆ「そうなんですか!?」

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17: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:35:16.96 ID:rgbMe2v80

   * * *


―――翌日
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18: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:35:55.02 ID:rgbMe2v80

まゆ「はい、マリオみたいに…………あっ」カアッ

P「そうかそうか、マリオみたいに…………ぷっ、あはははははははははは!!!!!」

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19: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:36:36.04 ID:rgbMe2v80

P「あ、待って!……ハァハァ……もう大丈夫。ごめんな、そんなにへそを曲げないでくれ」

まゆ「……仕方ないですね、Pさんだから許してあげます」

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20: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:37:27.87 ID:rgbMe2v80

まゆ「まゆはPさんにお似合いの女性になりたいんです」

P「? いまいち話が見えてこないぞ?」

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21: ◆vFEWRAh8RU[saga]
2017/03/09(木) 01:38:25.92 ID:rgbMe2v80

P「そうか……何から話せばいいかな」

P「まず、そのお見合いの件についてだが……あれは断ったよ」

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