10:名無しNIPPER[saga sage]
2017/03/09(木) 11:29:02.54 ID:Rfwp6NT20
都会に来て、無意識に気を張っていたみたいで、不思議そうな顔をして迎えに来たお父さんを見た途端、ルビィは泣き出してしまいました。
父「…そうかぁ。 お母さんがなぁ。」
車の中で、ルビィは今朝あったことをお父さんに話しました。
ルビィ「あ、あのね、お父様…ルビィは」
ルビィ「ルビィ…アイドルになりたい…んだ」
父「アイドル? …アイドルかぁ。」
ルビィ「でも…お母様に言ったら…怒られま…怒られる…から」
父「…そうだなぁ。 でもなルビィ。 お母さんがルビィに期待する気持ちも、分かってやってくれないか」
ルビィ「うゅ…でも…」
父「…まぁまだ難しいかな。 俺達はルビィにもダイヤにも、色々押し付けすぎたのかもしれんなぁ」
ルビィ「お、お父さん!」
父「ん?どうした」
ルビィ「ルビィ…習い事やめたい」
父「…」
ルビィ「毎日辛いし、ルビィ、友達と遊びたい。 周りの子と同じように!」
髪型を変えたことが引き金になったのかは分かりませんが、その時のルビィは、とても勇気があったと思います。
父「…よし。 わかった。 お母さんは、父さんが説得しよう!」
ルビィ「…ほんと!?」
父「あぁ。 だからもう泣くな。」
父「アイドルみたいになるなら、笑ってなくちゃな」
ルビィ「…うん!!」ニッコリ
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