過去ログ - 魔界通販「本日紹介しますのは、なぁんと安価でヤンデレ化する装置です」
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名無しNIPPER
2017/03/10(金) 23:28:18.95 ID:Hjqg5aYt0
ヴィーネ「えっ、今何てっ!?」
ヴィーネにはガヴリールの声は届いていなかった、ガヴリールが声を発した時、既にガヴリールは空中に引き寄せられていたのだから
ガヴ「んぐっ!?」
サターニャ「やっと会えたね、私のガヴリール大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好きよ」
ガヴ「んー」ビク
ガヴリールを脇に抱え、持ち前の握力で口を塞がれては体力0のガヴリールに為す術など無かった。そしてそのまま何処かへ消えていったのだ。
ヴィーネ「ガヴ!!ガヴ!!」
同じく空中を彷徨うが手掛かりも無い。
ヴィーネは可能な限りガヴリールを探した精神はとうに壊れている。次第に殺意にも似た感情を抱き始めたその時
ラフィ「ヴィーネさん探しましたよ?」
ヴィーネ「ガヴ、ガヴガヴガヴガヴガヴガヴガヴガヴガヴガヴどこ返事して何処なのねぇガヴガヴガヴガヴガヴ」
ラフィ「ガヴちゃんの居場所が分かりそうです、元に戻ってくださいヴィーネさん!!」
ヴィーネ「うるさぃ、早くガヴを見つけなきゃ震えてるかも泣いてるかもだから少しでも早く見つけなきゃガヴガヴガヴガヴガヴ」
まともな判断が出来ない程までに壊れていた。ラフィエルはその空を掻くヴィネットの手をそっと握り締めた。
勿論抵抗するヴィーネは攻撃にラフィエルを傷つけていく、傷付くラフィを見て様子が変わっていくどうやら徐々に声が届いている
ヴィーネ「あれっ、ラフィ…ごめん!!私、自分でも良く分かんなくなってて」
慌てた悪魔を無言で抱き締めていた天使、がっ悪魔は嫌悪感を持った顔をしていた。
ヴィーネ「ガウ以外の温もりなんて……」ギリリ
ラフィ「えっとぉ〜、まぁ聞いてくださいねヴィーネさん?」
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