10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:11:36.57 ID:DGtdL+EK0
TK「カモン,レッツダーンス!!」フゥー!!
雄二「?…ダンスは苦手だな」
日向「そいつはTK。名前以外正体が全くわからない謎な男だ」
11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:12:54.98 ID:DGtdL+EK0
ゆり「……」ハァ
雄二「なんだ?敵襲か?」
日向「いや、ただのアホだ」
12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:13:54.16 ID:DGtdL+EK0
固定観念というものは、時として邪魔になることがある。
昔、知り合いの金髪ツインテールが、とある貝を探していると話を持ってきたことがあり、そいつが言うにはその貝は、「なんというか、貝の王様っぽいやつよ!!」
…らしく、俺はその貝が何かわからず頭を悩ませていた。
13:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:15:56.81 ID:DGtdL+EK0
ゆり「オペレーション・トルネードよ!」デーン!!
大山「うわぁ!オペレーション・トルネードがきたかぁ!」スゲー!!
高松「これはまた、大きな作戦が来ましたね…」メガネクイッ
14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:16:47.37 ID:DGtdL+EK0
雄二「…えらく夢がないな」ハァ
俺は銃を受け取り、グリップを握ってみる。
どこに行っても、俺は銃を握っちまうんだな…
そう思い、俺は大人しくポケットに銃を仕舞い込んだ。
15:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:31:31.24 ID:DGtdL+EK0
作戦前というものは、いつも緊張する。
装備に問題はないか?作戦に見落としはないか?今度こそ俺は死ぬのではないか?
様々な不安が頭をよぎる。
どんなに綿密に作戦会議をしたところで、あっさりと作戦は失敗することもある。
海兵隊時代、ブーメランと呼ばれた俺もいつだってギリギリで生き残ってきたのだ。
16:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:33:20.23 ID:DGtdL+EK0
雄二「さて、指定されたポイントに着いたはいいが、暇だな」
俺が指定された場所は、大食堂のある校舎へと続く橋の西側である。
日向が言うには、ここは‘’アタリ‘’であり、天使が来る可能性が低いらしい。
作戦内容をいまいち把握できていない俺にとって、それは嬉しいことであり、目標が来ないとわかっているポイントで待ち続けるのは、前の仕事ではよくあることだった。
17:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:35:29.51 ID:DGtdL+EK0
雄二「馴れてるとは言え、好きなことでもないんだけどな……ん?」
腕時計の表示が1900と変わると同時に食堂の中から爆音が響いた。
雄二「歌か?」
18:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:36:39.58 ID:DGtdL+EK0
雄二「フム…」
見ると、その人影の正体は少女であった。
そして少女は、俺の前で止まると声をかけてきた。
19:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:37:46.32 ID:DGtdL+EK0
少女「こんばんは」
雄二「ああ、こんばんは」
少女「あなた、見かけない顔ね」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/09(木) 21:38:51.35 ID:DGtdL+EK0
雄二「ッ!?」
その音に反射的に身構える。天使が現れ、誰かが応戦しているのだ。
雄二「ようやく、姿を拝めるなッ!!」
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