過去ログ - 風見雄二「死んだ世界戦線?」
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45:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/10(金) 00:00:55.43 ID:N92gv7zp0
しばらく歩き、また梯子を見つけると、更に地下を降りていく。
そして、梯子から降りたところはやたら近代的な通路になっていた。

雄二「これは誰かの趣味なのか?」

日向「多分そうだろうよ。ギルドにはミリオタとか、マッドなサイエンティストも居るってことさ」

藤巻「ちっ!」

後ろからばたん!と音が聞こえ、振り返ると開いていたはずのドアが閉まっていた。

大山「しまった!忘れてたよ!!ここは閉じ込められるトラップだったぁ!!」

日向「そんな大事なこと忘れてんじゃねーよ!!」

椎名「あさはかなり…」

ゆり「ここからヤバいのがくるわよ…」

椎名「ふんっ!!」

椎名が何かを前に放り投げた。
ぼんと噴煙が上がり、その煙により浮かびあがったのは、一直線に走る赤いレーザーだった。

雄二「全くいい趣味してるな…」

大山「きたぁっ!!」

ゆり「それぞれ対処して!!」

うぃぃぃんと音を立て、それが迫ってくる。

雄二「…!!」

俺は急いで頭を下げた。
その頭上をレーザーは通り過ぎていった。

藤巻「第二射くるぞ!レーザー二本だ!!」

雄二「ふっ…!!」

俺は二本のレーザーの間をベリーロールの要領でくぐり抜ける。

藤巻「第三射くるぞ!」

ゆり「第三射って何だっけ!?」

藤巻「エックスだ!」

松下「早くドアを開けろ!!」

不気味な音を立てて、レーザーが迫り来る。

雄二「クソッ!!」

今度は壁を駆け上がるようにしてかわした。しかし、もう長くは持たないだろう。

松下「ぐわぁぁあああああ!!」

断末魔が響きわたる。松下がやられたようだ。

藤巻「よし、空いたぜ!」

がちゃりと大きな音が通路に響いた。俺達は急いでそこから抜け出した。



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