62:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/10(金) 14:43:17.47 ID:FOFR7H290
ゆり「……」
ゆりはギルド員たちが爆弾を仕掛け始めるのを確認した後、背中を向け、颯爽と梯子を再び掴む。
雄二「どこに行くんだ?」
ゆり「時間稼ぎよ」
そう言って、梯子を登り出す。
雄二「……」
俺もゆりの後に続いた。
出口から這い上がると、ゆりが俺に気づく。
ゆり「あら、来たの?恐くないの?」
雄二「実はもう恐くて泣きそうだと言ったら、ゆりは何かしてくれるのか?」
ゆり「そうね、頭に一つ穴を増やしてあげることならできるわ」
雄二「フム、何故だか恐怖心が薄れてきた…」
ゆり「それはよかったわ」
ゆりはそう言って、通路の奥を持っていたライトで照らした。
舞い散る砂塵の中から、ゆっくりと浮かび上がってくるのは…
天使「……」
ハンドソニックを腕から生やした天使だった。
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