66:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 16:02:58.83 ID:FOFR7H290
雄二「さて…」
俺はまず、軽く握ったナイフを天使の眼前に突き出す。
まるで殺気のないその初撃は、当然のように天使にかわされる。
俺は踏み込んだ足の親指を軸にして腰を大きく捻り、かわされたナイフの軌道を突きから薙ぎに変える。
天使「っ!?」
一撃で決めようとは思わない。
ただ、何度も相手が嫌がることを執拗に繰り返す。
地味に何度も繰り返して、相手が苛立ち、強引な手段になってでも決着をつけようとしてくる瞬間や、弱って諦めかけた瞬間に止めを刺す。
ナイフ戦の肝は嫌がらせにあるのだ。
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