67:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/10(金) 16:06:57.63 ID:FOFR7H290
天使「ガードスキル……ディレイ」
俺が天使に対して“嫌がらせ”を繰り返していると、天使が残像を出し始めた。
雄二「ッ!!」
初めて経験する動きに判断が少し遅れる。その瞬間を待っていたかのように、天使の刃が俺の右腰を切り裂く。
雄二「…グゥッ!!」
ここで膝を着けば、一気にやられる!!
俺はその場に踏ん張ることをせず、倒れ込みながらナイフを振った。
天使「っ!!」
俺は天使を怯ませた隙に、今度は天使の足元へ倒れ込む。
誰であっても、足元は対処しづらい死角である。ナイフを降り下ろそうとすれば、体勢が不安定になるし、蹴りを入れようとすれば、その足をナイフで切りつけられる。
俺は天使の足を目掛けてナイフを振る。
雄二「…チッ…」
俺が振るったナイフは天使の残像を切り裂いていた。
“避けられた“
低い体制で固まっていた俺が顔を上げると、目の前には光の刃があった。
雄二「ッッッ!!」
俺は必死に身をよじり、刃をかわす。
そして、俺は勢いよく後転し天使と距離をとる。
雄二「…その腕の剣は、どっちの腕からも出せるんだな」
天使「……」
雄二「さて、次はどうするか…」
ゆり「風見くん!!」
俺が次の攻め方を考えていると、ゆりが大声で俺に声をかけてきた。
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