過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 01:00:31.19 ID:LEm2Q0Fn0
てんこさんに手伝ってもらいながらそれを試着する。
妖狐姫「おお〜!よいのう!よいのう!」
てんこ「貴様のようなうつけ者でも立派な服を着れば様になるじゃないか」
妖狐姫「…てんこ、惚れるなよ?」
てんこ「ひっ、姫様…!?な、何をご冗談を…ごほんっ…」
てんこ「…だが見違えたよ男殿」
てんこ「出会った初日の頃は考えられんかったが…今でこそ姫様の望む本当の幸せを与えられるのは、貴様だけな気がするよ」
てんこ「祝言が終わった後も…姫様のことを頼んだぞ」
男「…!!はい!」
初めててんこさんに何かを認めて貰えたような気がした。
てんこ「お、おい!泣くほどか!?」
男「ずみまぜんっ!なんかすっげぇ嬉しくて…」
妖狐姫「まったく…今のうちにそのしょっぱいのは全て出しておけ、祝言の日にそれだと格好がつかんからな」
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